コンタクトレンズはいろいろなタイプがありますが、どれも使用前は密封されて保存液に浸かった状態です。ですから、菌も入らずに品質が大きく変わることがないと思ってしまう方も多いようです。しかし、いくら密閉空間だとしても、保管場所を誤ってしまうとケースの中で変質していくので注意が必要です。避けたい保管場所は、例えば高温多湿の空間です。高音だとレンズも質が変化してしまい度に合わなくなったり、カーブの形状が変わってしまいます。多湿だと保存液の質が悪くなるのでレンズにも影響を及ぼし、そのまま目に使ってしまうと目のトラブルに発展してしまう可能性もあります。
また、直射日光が当たる場所では高温になってしまうばかりか、日の強さで変形や縮みの原因になってしまいますので避けましょう。好ましいのは温度変化の少ない場所や直射日光が当たらない場所に保管することです。品質に影響が出ないように安定した環境に置いておくのが安全です。とは言っても、長期間の保管はお勧めできません。コンタクトも適正な期間に使って、きちんとした手入れをして行くことで清潔さと快適さをキープできます。正しい保管場所だからといって何年も保管して使うのは危険です。